「そう簡単に治ってたまるか」という矛盾
週に2回。
隣市の整体院でスタッフのお仕事をしています。
先日の院長とのやりとりの中で、感じたことがありました。
鍼(はり)治療もしているので、患者さんの状態に応じて、院長が鍼を打つ場所もその刺さってる深さも違います。
患者さんの腰などに、深さ2センチほど刺さっていると、見ているだけで私は「ぬおー」となり、ぞぞーっとします。
だけど、患者さんは背後なので全く気づかずに、うつ伏せに寝てみえます。
そのことを、院長に尋ねるとこう話してくださいました。
「患者さんのなかには前に診てもらってた所ではこーんな長い鍼(30センチぐらい)をしてもらってました!それをしてもらうと一変に良くなったんです!と言われる事があるけど、長い鍼を打つ前に見せてパフォーマンスしてから治療するやり方なんだよね。それは」とのこと。
「そうすると、こんな長い鍼を打ってもらったんだから…という気持ちで治った気になることもあるよね」と 話してくださいました。
それから、少し得意そうに「僕は鍼を見せてパフォーマンスはしないよ。腰にどれほど深く鍼を打ったかも言わない。30センチの鍼も要らない。治療するのは技量だからね」と。
そこで、わたしが感じたことは、患者さんはご自身の痛みが辛ければ辛いほど、長く続いていたら長いほど「簡単には治らない」と思ってみえるのかもしれないなあ…と感じました。
むしろ、「そう簡単に治ってたまるか」ぐらいの気持ちを無意識に持ってみえるのかもしれません。
ご本人は治りたいのに、なんだか矛盾していますが、そんなことってあるように感じるのです。
わたしが「さとう式リンパケア」をサロンで施術する時にも、驚かれるのは こういう気持ちなのかもしれません。
「こんなに優しいタッチで良いの!?」と何度も尋ねられます。
これは、からだのことですが、こころの不調も おなじことが考えられるのかなと思っています。
長年 思い煩っていたことやこころのクセを、何か大きなやり方で 例えば30センチの長い鍼で治さなければ、元には戻らないという思い込みと同じ気持ちが感じられることがあります。
もっと 上手く表現できたらいいんですが、先日の治療院で感じたことを「こころのこと」にも思い到ったので書いてみました。
誰かを大切に触っていたその手で、今度は、私自身を大切に宝物のように扱いたい。
そんな女性のために「こころ」と「からだ」のケアカウンセリングをしています。
<「こころ」と「からだ」のケアカウンセリング内容>
【60分コース】
✳1回 60分
うちカウンセリング40分
リンパケア20分
ケアカウンセリング料金 5000円
【100分コース】
✳1回 100分
うちカウンセリング40分
リンパケア60分
ケアカウンセリング料金 8000円
【お問い合わせとお申し込み先】
mailto:caresalonmayumi@gmail.com
1 お名前
2 年令
3 お電話番号
4 カウンセリングご希望のコース
5 ご希望日第3希望まで
をご記入の上、
mailto:caresalonmayumi@gmail.com
まで メッセージをお送りください。
何かわからないこと、気になることがあれば お気軽にお問い合わせください。
リンパケアとは「さとう式リンパケア」です。さとう式リンパケアは、もまない。服を着たままやさしく触れて体内の間質リンパを動かすことで、体を流れの良い筒状にしていきます。そうすると、酸素や栄養素が体のすみずみまで行き渡りますし、老廃物の排出もされやすくなります。
<このケアカウンセリングを受けていただくと>
● 「体をゆるめると心がほぐれる」そんな心地よさを、初めて体験されるでしょう。
● しっかり話を聴いてもらうことで、これまでとても頑張ってきた自分に気づき、ご自分に愛しさを感じられるのではないでしょうか。
● そして、これからの私の人生をもっと輝きたい!と思われるかもしれません。その方法を一緒に見つけていきましょう。
<なぜ、体をゆるめると、心もほぐれるのでしょうか>
「病は気から」と昔から言われるように、体と心は密接につながっています。
心は見えないし触れることはできませんが、体は触れることができます。状態がわかります。
人は誰しも、大切な物は、そっと扱います。体をそっと扱うことで、その心まで大切に扱うことができます。そうすることで、心がほぐれ、大切な自分の気持ちに気づくことができるのです。
〈女性のための「こころ」と「からだ」のケアカウンセラー櫻井真由美〉
✳ プロフィール
スクールカウンセラーとして10年間、県内の小中学校に勤務。
1日7人ほどのカウンセリングを経験する。
22才20才17才の 1女2男の母。
✳ わたしの願い
この10年の間、カウンセリングの相談室で出逢った子どもたちと大人たち。不安そうに相談室に入ってくるその姿は、心にもチカラが入っているように見えました。
ずっと頑張り続けてきたんだろう。だからこそ、しんどい思いもしたんだろう。
不安、心配、絶望、あるいは怒りや悲しみ、そんな感情が、カウンセリングルームを出るころには、「あー。もう自分はダメだと思っていたけど、 大丈夫かも…」という表情に。
かたくなだった心が、ほおっとやわらかくなった時、その先に進めることが何度となくありました。
「大丈夫」は魔法のことば。私は、子どもに、大人たちに、何度も何度も伝えました。
心がゆるむのが、そのひとの様子からわかりました。
「しんどいひとのチカラになりたい」「心をゆるめることがもっと簡単にできたらな」
心のゆるめ方って、簡単にはわかりません。カウンセリングで一定のところまでは 楽(らく)になるけれど、その先に たどり着きたかった。
そんな時、出会ったのが、『さとう式リンパケア』です。
「体をゆるませること」が出来たら「心がゆるむこと」がより簡単に継続して出来る!という思いから、学びはじめました。
そのなかで、筋肉=からだ には、チカラを入れるという指示系統はあるけれど、チカラをゆるませるというのは無いということを学びました。ゆるませるには、一旦チカラを入れて→脱力というやり方があるのです。
がんばり続けた「こころ」も、その脱力と一緒にゆるむことができるのだと知りました。
リンパケアでは、クライアントさんに触れるとき、「宝物」のように触れることを心掛けています。
カウンセリングで、こころをほぐし、さとう式リンパケアで、からだをゆるませる。
「大丈夫。幸せ」という人をもっともっと増やしたい。そんな思いで「からだ」と「こころ」のケアカウンセリングを行っています。
0コメント