クソバイスしてしもた

さとう式リンパケア三重鈴鹿のケアサロン《Mayumi Precious》のてんちゃんこと櫻井真由美です。

昨日はアドバイスなんて求められてないのに、してしもた。


クソバイスや。



それは目の前のひとのチカラを信じてないっていうことと違うの?



なんで、クソバイスしたんやろな、わたし。
と考えてみてました。 

2.3日前、突然のメールがありました。

「櫻井先生、○年前にお世話になった○○です。あの時の先生の言葉、ずっと心に残っています。有難うございました。どうしてもお礼がしたくて連絡しました」 


○○さんは、小学生の男の子のお母さん。以前スクールカウンセラーとして勤務していた所の保護者さんでした。



相談室で、何回もお母さんとその男の子とお会いしました。

今は、その男の子は中学生の年やなあ、

当時の可愛いお顔が思い浮かびます。

↑イメージ画像です

わたしは、いわゆるスクールカウンセラーとしては失格やったと思います。

だって「学校に登校する」ことを目的として、相談にのっていなかったから。


でもそれでよかった とも思っています。


学校に来ても来なくてもそれはどちらでもよくて、その子どもにとって何が幸せなんかなあと思ってやってたから。


親子、特に母子関係は、わたし自身にとっての課題だと自覚していたしわたしの子ども時代から続いてた生き辛い気持ちの解明がしたくて発達心理学を学びました。



そして、幼い頃のわたしのようなしんどい子どもの支援がしたいと、スクールカウンセラーになりました。

最初の動機は、幼い頃の自分を救うためだったのかもしれないなあと思います。

続けるうちにその気持ちは薄まり、

どの子も大丈夫で、

どの大人も大丈夫、と思うようになっていきました。


そんな「大丈夫さ」をこころの中に置いている、ふんわりしたカウンセリングで、笑顔になっていく人達が、だんだんと増えていきました。


そんな嬉しい時間をたくさん過ごした学校現場でしたが、

わたしの個性で「期待に応えたい」というクセがあって、

その奥には期待に応えられない自分には価値がない。という思い込みがあって。


それは勘違いだと気づいてきたので、

その思い込みは今は手放すことができています。



学校を離れたのは、学校という建物全体の大きな期待に応えられないのが、 そんな自分でい続けるのが

 なんかしんどくなって。

勝手にしんどくなって、もう学校じゃなくてもいいかなと思ったからでした。


だけど、こころのクセなので時々「期待に応えたい」はわき上がってきてしまいます。


昨日は「期待に応えたい」が発動してしまいました。


メールのせいにしてごめんなさい。

なんか、びゅっと、学校現場にいた頃の、わたしの気持ちになってしまったようです。


それから、お母さんが我が子のことで、思い悩んでるっていうお話には、

まだまだ、自分が子育てしているときの気持ちと重なってしまって、「お母さんであるあなたも大丈夫やで」とリキみとお節介が生じてしまうようです。



「期待に応えたい」って?

誰も期待してないんよ。

それはまぼろし。



わたしを信じよう。

目の前の人のチカラを信じよう。



昨日味わった感情も有難い。


昨日のお客様ありがとうございました。
どのかたもいつもありがとうございます。


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